40歳代半ばから会社に居辛くなってくる理由


4連休は休み応えがあって充分リラックスできたのですが、最終日の日曜日の夜をともなると、やっぱり憂鬱になってきましたね。

 

既に会社に行きたくない気持ちで心がいっぱいなのです。

 

いつから会社に行くのが嫌になって来たのかを思い返すと、憂鬱になるほど嫌になったのはこの数年ですが、会社に対する気持ちに変化が生じてきたのは、40歳代半ばくらいからだったと思います。

 

この辺りから、いろいろあって会社が面白くなくなってきた感じがするのです。

 

個人的には、40歳代半ばで昇進が止まり、自分の部下を他部署に抜かれ、面白みのないやらされ仕事が増え、性格的に合わない人間が上司になったことがその理由なのですが、同じような気持ちでいる多くのブロガーの記事を見ると、大体40歳代で同じような境遇に陥っているように思えます。

 

何故40歳代になると、多くの人が社内で居所を失ってしまうのでしょう?

日曜日の夜の憂鬱な気持ちを紛らわすために、ちょっとその理由を考えてみました。

 

●ピラミッド型の会社組織だから

どこの会社もそうだと思いますが、会社の組織は、社長を頂点として少数の経営幹部、その下のラインの部長、さらにその下に課長、それに連なる係長、平社員で構成されるピラミッド型であるのが当たり前だと思います。

一般職までは年次が上がっても人数が減らないところもあるでしょうが、管理職以上は完全なピラミッド型って会社が多いのではないでしょうか?

こんな組織体系であるのだから、上位の階層に上がるにつれて、昇進しにくくなるのが当たり前になっていくのだと思います。

昇進しなくなると、「終わった人間」みたいなレッテルを貼られて会社に居づらくなるのではないのですかね?

こうなると、マズローの欲求のピラミッド、欲求5段階説における4段階目の「承認の欲求」が満たされなくなるだけでなく、その下の「社会的欲求」の段階で得られていた、会社内で必要とされていることで充足されていた欲求すら満たされなくなってしまうのではないでしょうか?

 

昇進の階段を上がれなくなり、社内の椅子取りゲームに負けてしまった途端、会社という組織の中で、自己の欲求が満たされない状況に陥り、居心地の悪さを感じはじめるのだと思います。

 

●管理職に適した性質をもっていないから

昇進の止まってしまった自分の性質と、昇進し続けている人間の性質の違いにも最近気付きました。

昇進し続けている人間は、他人を使うのが上手だと思うのです。

他人と言うのは部下だけでなく、上司や経営上層部も含めて、それらの人を上手く使うことができる人間が、上位の階層に進んでいると最近感じています。

経営上層部の意向を受け、それを反映するために多くの部下を効率よく動かすことができる人間は、それができるが故、経営上層部との関係も確たるものとできるのでしょう。

上層部の意向を理解し、それを受けて素早く、且つ効率的に、多くの社内外の人間を動かすことができる人間が会社の上層に上がれるのだと最近やっと理解しました。

自身を振り返ってみると、自分で手を動かしがちで、そのやり方を管理されることも、部下を効率良く動かすために管理することも嫌いな自分では、そもそも社内の立場として限界を迎えてしまっているのだろうと思うのです。

この性質では、そもそも今のポジションにいることすら運が良かったのかもしれないと最近は思っています。

会社にいる人間全てが、管理に適した性質や、人を動かすことが得意なわけではないでしょう。

大半の人がそうではないため、その性質を求められる一定以上のポジションになった途端に、不適合に悩んでしまうのではないでしょうか?

 

●コスパの悪い存在になったから

適した性質も持ちえないのに、一応管理職になったりすると、今度はコスパの悪い存在として厳しい目がむけられてしまうことはないでしょうか?

管理職一歩手間の主任クラスの社員は、プレーヤーとしては既に成熟しており、その立場においては極めて優秀な存在になっているはずです。

一方、かつてプレーヤーとして優秀だったかもしれないが、マネージャーとしては不適合で、これ以上昇進できない管理職でも、それなりの金額の給料をもらっていると思います。

その差は場合によっては主任クラスの1.3倍から1.5倍くらいは貰っているのではないでしょうか?

しかし、マネージャーとして不適合で、これ以上昇進できない管理職は、彼らの1.3倍から1.5倍の成果を会社にもたらすことが出来るかといえば、ハッキリ言って難しいでしょう。

管理職として機能できていないのだから、下手をすればその成果は主任クラスより下だと言われる可能性すらあります。

機能していない管理職はコスパの面で劣り、会社にとっては有難くない存在で、白い目で見られるのは避けられないのでしょう。

 

いろいろ考えてみましたが、会社に居辛い原因はだいたいこんな感じじゃないですかね?

個人的には、「管理職に適した性質」をもっていないから、「ピラミッド型の会社組織」で昇進できなくなり、その結果「コスパの悪い存在」と見られて居辛くなるという流れだと思っています。


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