定年まで勤めあげる人ってどれくらい居るのか?

60歳の定年まで勤め切らないで、あと数年で早期退職しようと考えているのですが、「そもそも60歳定年まで勤めあげられる人ってどれくらい居るのかな?」ってことが気になって、いろいろ検索してみました。

 

定年時まで同じ会社に勤め続ける男性は、3人に1

 

最初に見つけたのは、2017年にリクルートワークス研究所が実施した調査を基に、内閣府がまとめた「年齢階級別の転職割合」というデータです。

https://seniorguide.jp/article/1148555.html

 

このデータで分かるのは、年代別に見た転職割合ですから、私が知りたかった「定年まで勤めあげる人の割合」ではないのですが、定年を60歳とすると、その直前の50代後半まで、転職なしで勤め続けている人は32%しかいません。

 

所謂終身雇用的な人生を歩む人は意外に少ないんですね。

 

続いて見つけたのは、性年代別の就業率と、正規雇用率の推移です。

https://seniorguide.jp/article/1001828.html

 

2017年時点の性年代別の就業率を見ると、男性55-59歳の就業率は91.0%となっています。

1割くらいの人は、既にこの年代で就業していないようです。

 

男性60-64歳になると、就業率は79.1%に減少しますが、それでも働いていない人は2割程度にとどまっています。

 

就業率の算出においては、いろいろな理由で、それ以前の年代で既に働けなくなった人も含まれていると思います。

よって、100-就業率が単純に=自分の意志で完全にリタイヤした人を意味する、という訳じゃないのでしょう。

 

自分の意志で完全にリタイヤした人の比率はどこにも出ていませんが、各年代間の差がそれに該当するのではないかと考えました。

 

一つ若い年代との就業率の差を見れば、「いろいろな理由で、それ以前の年代で既に働けなくなった人」は既に除かれていると考えられるからです。

 

男性55-59歳の就業率は91.0%で、それより若い男性45-54歳の就業率が93.1%となっていますので、男性55-59で、かつ自分の意志で完全にリタイヤした人は、就業率の差である2%程度しかいないことが伺えます。

 

同じく、男性60-64歳の就業率は79.1%で、それより若い男性55-59歳の就業率が91.0%ですから、男性60-64歳なると、自分の意志で完全にリタイヤした人は、就業率の差である12%程度になることが伺えます。

 

男性55-59歳のそれと合算しても、14%しか完全にリタイヤしていないことになりますね。

 

結構皆さんしっかり働いていますね…

 

働いている人たちの雇用形態はどうなっているのでしょう。

 

正規雇用率も見てみると、男性45-54歳では91.3%の人が正規雇用されていますが、55-64歳になると、69.7%に減少してしまいます。

 

この数字からは、男性は60歳で定年を迎えると、非正規雇用にならざるを得ないことが透けて見えますね。

 

就業率のデータも重ねて見たいのですが、方や5歳刻み年齢幅、方や10歳刻みの年齢幅になっているのが…。

 

単純平均はやっちゃいけないと理解していますが、元データがないので仕方が無い。

男性55-64歳の就業率を単純平均85.0%と考えてみます。

 

55-64歳の男性の内、85%が就業していて、その内69.7%が正規雇用、残り30.3%が非正規雇用だとするならば、55-64歳の男性全体では約15%が完全リタイヤ、約25%が非正規雇用、残り60%が正規雇用で働いていると考えられます。

 

55歳から64歳までで見ると、60%も正規雇用で働いているという推測結果を見て、一瞬「随分多いな…」と思っちゃいましたけど、正規雇用の殆どが60歳未満の人なのでしょうね。

 

後はもうカンでしかありませんが、59歳までに限定して考えたら、55-64歳の男性の正規雇用率(自分推計値)60%よりは多くなり、大体70から80%が正規雇用で、その人たちの大半が60歳までは会社を辞めずに定年を迎えているのかもしれません。

 

世の中の正しい比率を導き出せているか自信がありませんが、自分の推計では、

70%の人が、早期退職せず60歳で定年退職している

という結論に達しました。

 

この様な結果を踏まえても、私は少数派になるのでしょうか?

2年で、その結論が出ると思います。

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